主な特徴
1. メディアコンバータのリモート監視が可能
TTC (Telecommunication Technology Committee)標準TS-1000（オプションB)準拠しており、以下の機能をサポートします。
①リモート監視機能リモート監視機能とは、光側対向ＭＣの速度設定状態や動作状態、リンク状態を監視する機能です。本製品はリモート装置状態表示機能を有し、側面SWのR-StateSWをONにすることで、光対向側ＭＣの各状態を本製品のLEDで確認可能となります。
リモートMC監視機能の対象は、5700Eシリーズおよび5800Eシリーズのみとなります
②リモート設定機能本製品をSNMP搭載のラックに搭載することで、光側対向MCの設定が可能になります。
ただし、リモート設定できるのは5700Eシリーズのみで、他社のTS-1000準拠製品では設定できません。③ループバック機能ループバック機能とは、対向側の光ポートへテストパケットを伝送する事により光伝送路の異常がないかを確認する機能です。試験結果についてはLPのLEDにて表示します。ループバック機能の対象は、5700Eシリーズのみとなります。※①～③ともに間にDN6800Eシリーズ製品が介在しても機能は有効です。（但し、DN6800Eシリーズの状態監視は不可）
2. リモート側MCの電源異常通知(対向側機器がDN5700の場合のみ）
リモート側MCに電源異常が発生した場合にPWのLEDが点滅します。
3. Far End Fault検知機能
ファイバの１心断や送信信号が十分なレベルでない場合などの異常時にはLEDが低速点滅となり、原因切り分けを容易にします。
4. 10/100M対応
10/100Mに対応致しますので、10M,100M混在したネットワークでも使用可能です。
5. 速度設定可能
UTP側の通信速度はAUTOもしくは固定設定を選択可能です。
6. VLANのタグ付きパケットも伝送
最大パケット長は2046ByteなのでＶＬＡＮのタグ付パケットも伝送します。
7. 省スペースアダプタ採用
AC/DC変換部をコンセント部へ一体化していますので、省スペースの実現と配線作業を簡易に致します。
8. 簡易な設置
標準添付の固定用ホルダーを使用することで、ネジ取付けに加えマグネット取付けが可能です。マグネットも標準添付しておりますので、直ぐに簡単な設置作業が可能です。
9. ＣＩＳＰＲ２４に準拠
情報技術装置のイミュニティ規格であるCISPR24に準拠しています。
10. 相互接続性について
従来のWSとWGは、新製品のWSGと接続してご利用頂けます。
但し、異なる波長同士(3と5)をセットでご利用ください。型式別の組合せは以下のとおりです。
DN5700WSG3E ----- DN5700WG5E
DN5700WSG5E ----- DN5700WG3E
DN5700WSG3E ----- DN5700WS5E
DN5700WSG5E ----- DN5700WS3E
ダウンロード
ラインアップ及び標準価格
| 伝送距離(目安) | 適合ファイバ/心数 | 型番 | 本体価格(税抜) |
|---|---|---|---|
| 2ｍ～2km | GI2心 | DN5700GE | 62,200円 |
| 2ｍ～40km | SM2心 | DN5700SE | 73,200円 |
| 2m～65km | SM2心 | DN5700LE | 123,600円 |
| 45～170km | SM2心/DSF2心 | DN5700ZE | 609,600円 |
| 2m～10km（50/125μm時） 2m～5km（62.5/125μm時）〈GI時〉、2m～40km〈SM時〉 | GI1心/SM1心 | DN5700WSG*E(*=3or5) | 73,200円 |
| 2ｍ～65km | SM1心 | DN5700WL*E(*＝3or5) | 159,600円 |
| 25km~120km | SM1心/DSL1心 | DN5700WX*E(*＝5or6) | 306,600円 |
| 50km～165km | SM1心/DSL1心 | DN5700WZ*E(*＝5or6) | 798,000円 |
1心仕様品は同じ型番同士では接続できません。
必ず、型番末尾のW*3EとW*5Eまたは、W*5EとW*6Eのセットでお使いください。
