主な特徴

1.　接点・アナログ信号のIP化

接点情報、アナログ入力信号をTCP/IPもしくはUDPのイーサネットフレームとして伝送します。
接点入力×8ch、接点出力×4ch、アナログ電流入力(4-20ｍA)×4chのインターフェイスを備えます。
産業用プロトコルModbus TCPに対応しています！(※CC-Link IE等にも対応予定)

2.　簡単なシーケンスを構築

ユーザーの設定した接点入力・アナログ入力の条件に従った接点出力制御が可能です。
AND条件・OR条件を設定することで、簡易的なコントローラとして機能します。
設定はコンソールポートからCLIにて行えますので、複雑なプログラミングは不要です。

＜使用イメージ1：受変電設備監視＞

設備の状態をイーサネット出力することで、中央監視室などから遠隔での監視が可能です。
接点やアナログ入力値に連動して接点出力するシーケンスを設定すると、遮断器の制御や警報接点として利用できます。

＜使用イメージ2：水力発電所　除塵機制御システム＞

センサから入力された内水位と外水位の差が、設定した閾値を超過した場合に接点出力するシーケンスを設定することで、スクリーンにごみが堆積すると除塵機が起動するシステムを構築できます。
※ファームの改良により対応可能

＜使用イメージ3：局舎内設備＞

ラックに搭載された様々なセンサの情報や、接点入力にて受信した装置の異常を、イーサネット化して監視系ネットワークへ伝送します。

3.　給電機能

本装置に接続するセンサへの電源供給(DC24V)が可能です。

4.　ログ機能

メインメモリに最大3,000件程度のイベントログを保存できます。

5.　webサーバ機能

ブラウザ画面から、各インターフェースの状態などをグラフィカルに確認できます。
また、接点出力の状態設定などの各種設定も可能です。

6.　監視・制御アプリ利用可能

インターフェースの情報を「見える化」し、視覚的に情報を確認できる監視・制御アプリをリリースしました。
「DN9400E」の装置設定やCSV形式でのインターフェースのデータ出力が可能です。

アプリケーションのダウンロードはこちらから

7.　電源二重化対応

DC12-24Vのワイドレンジに対応しています。
2系統の電源を入力しておくことで電源の冗長化を図ることができます。

8.　ACアダプタ対応

別売のACアダプタを使用することで、商用電源での動作が可能です。
※DC電源入力とACアダプタを両方接続した場合には、DC電源入力が優先されます。

9.　DINレール対応

背面のDINレール固定板の利用で、DINレールへの取り付けが可能です。

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